テーマの変更とサーバ移行

構築・開発サーバ環境

ゴールデンウィーク、コロナ禍ということもあり、時間を持て余していたため、当ブログのデザインを変更することにしました。
ついでに、サーバ契約の期間も近かったので、合わせてサーバ移行も行いました。

今回は、どういった点を変えたのか、変えてどうだったのかをお話したいと思います。
細かな設定については記載ありませんので、設定をお探しの方は、私も参考にした下記サイトをご確認ください。

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サイトテーマ変更

元々は、Gush2 というテーマを使用していたのですが、確認したところ開発が終了していました。
今までは、ロゴも無く、アイキャッチなど画像選定に手間がかかる部分も省いたシンプルなものでした。

旧デザイン
旧テーマデザイン

そこで新テーマは、いろいろなところでも評価がありSEO的にも良さそうな Cocoon という無料テーマをお借りすることに。
https://wp-cocoon.com/

新テーマでは、アイキャッチがないと見た目寂しいので、フリー画像を使うことに。
下記サイトよりお借りして、記事イメージに近いものを最新数件に適用しました。
2.300万点以上の高品質なフリー画像素材 – Pixabay

ロゴについてもデザイン力は皆無なので、ロゴジェネレーターで作成しています。
https://ja.cooltext.com/

高速化の注意点

高速化を行う上で、キャッシュ関連やCSS/JS圧縮、Lazy Loadなどの設定をどれで行うかがポイントかと思います。

以前までは、JetPack や WP Fastest Cache といった複数のプラグインで設定を行っていたのですが、今回テーマの機能としてサイト高速化があるため、Cocoonの設定を使うようにして、同じような機能のプラグインは、すべて削除しました。
できる限り使用プラグインを減らす方向にしています。

PageSpeed insights

SEOを重視したテーマということで、Google PageSpeedがどのくらい出るのか計測してみたところ、見栄えだけの調整した段階では、思ったほど数値は上がりませんでした。

ロリポップのハイスピードプランで、運用していたのですが、AdSense広告なども入れていたので、仕方ないと思いつつ期待値も高かったため少しがっかりしてしまいました。

パソコン:54点
モバイル:26点

サーバ移行

ロリポップの契約期限が残り1ヶ月もなく、レンタルサーバ代も少し上がってしまうこともあり、この際サーバ移行もしてしまおうと思いました。
それによってPageSpeedがどのように変わるのかを確認して見ようと思います。

新しいサーバは、国内最速を謳っている ConoHa を選択しました。
その中で、VPSのKusanagi仕様にするかWINGの共用にするかでかなり迷いましたが、結果としては、WINGを選択しました。

理由としては、当サイトではそこまでアクセスがないという点と、VPS 1GプランのKUSANAGIでは本来の性能を活かしきれないという判断です。
あと、WINGの場合は、2つのドメインが無料というのも嬉しい!!
そのためドメインもムームードメインから移管しました。

WordPressの移行

ConoHaでWordPress簡単移行というツールが提供されているので、すぐできるものだと思ったのですが、私の場合は、ツールではうまくいかず、かなり手間取りました。

かんたん移行ツールで、移していたところ 30%ほど行ったところでエラーとなり停止しました。
そのためツールでの移行は諦め、手動での移行を試しました。ファイルを丸ごと移行して、SQLデータもエクスポート/インポートで移動。
そうすると普通のサーバでは上手くいきそうなものが何故か、サイトにアクセスすることが出来ず、リダイレクトループになり、サイトにアクセスすることができない状態になりました。

不要なプラグインやテーマを消して初期状態のファイルにしてもページは表示されず、原因不明なため、このやり方も諦めることに。

一旦移行したデータをすべて破棄して、ConoHaのコンパネから新規インストールを行いました。
そうすると当たり前ですが、なんの問題もなく、まっさらのWordPressが動きました。

そこで気づいたのですが、ConoHaの場合、wp-config.php に 下記が追加されていました。
リダイレクトに関する記述がなかった為、ループしていたのかなと。

if (isset($_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO']) && $_SERVER['HTTP_X_FORWARDED_PROTO'] === "https") {
     $_SERVER['HTTPS'] = 'on';
     define('FORCE_SSL_LOGIN', true);
     define('FORCE_SSL_ADMIN', true);
 }

無事WordPressが動いたので、記事データや設定を移すために上記WordPressに、移行に必要なテーマやプラグインをアップロードし、動いていたデータベースを削除して、元サーバのダンプしたSQLに書き換えました。

そうすることにより、ようやくConoHa環境で移行前の状態のWordPressとなりました。

移行後

管理画面やページの表示は、ロリポップのハイスピードプランより体感として早く感じるようになったものの、再度 PageSpeed を試した所、スコア的には殆ど変わらない状態でした。

そのため指摘事項や考えられる対応(キャッシュの調整や広告タグ・プラグインの見直し)を行ったところ、当サイトで、パソコンが96点、モバイルが53点まで改善することができました。
(PageSpeedを流す時間帯やタイミングによって結構変動します。)

まとめ

テーマを変更することで、気分が一新します。
基本は、Cocoonテーマ設定にあるものを優先として、無いものだけ別プラグインなどで補完という感じで設定しています。

結果として、私の場合は、サーバを変えただけでは、PageSpeed が大幅に改善することはないという事が分かりました。(環境によっては改善する場合もあると思っています。)
スコアを上げるためには、個別の対応と地道な調整が必要になります。

ある一定以上になってくるとスコアアップ調整は、出来なくはないと思いますが、機能の見直しなども必要になってくるため、スコア改善に固執するよりも有益な記事コンテンツなどを増やしていったほうがSEOとしてはいいのではないかという感覚に至りました。

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